【南区翠町 小児科医院】インターン生による現場体験報告
当社では今夏3日間の短期インターンシップを行い、そのうち1日は施工現場を体験してもらいました。インターンの学生さんには、施工現場でどんな工事をしているか、どんな感想を持ったかレポートを作成してもらいましたので、そのレポートを工事現場だよりとして公開します。今回のレポートは、建築系学科に通う大学3年生の女性によるものです。実際の施工現場に足を運んだことはほとんど無かったようですが、持ち前の明るさと親しみやすさで、職人さんたちに積極的に話しかけたり、資材を運んだりして、1日の中で多くのことを吸収しようと奮闘してくれたようです。
今回インターンシップでお世話になっている森信建設の方に同行させていただいて施工現場での作業体験というとても貴重な体験を一日することができました。施工場所は翠町にある小児科医院です。
まず毎朝行われている朝礼に参加させていただくところから始まりました。作業内容、危険予知の報告などを済ませ「ご安全に」という言葉で皆さん一斉に自分の作業にとりかかり、黙々と仕事を進めていました。いったい職人さんたちは何をしているのだろうと現場にお邪魔させていただきました。
こちらは、パテ処理という下地の表面の凹凸を平滑にして壁紙が綺麗に貼れるようにするための作業を行っていました。この作業を行っているのは、ミナミ装飾の方です。
パテ処理を行う前
行った後
仕上がりはこのような感じです。凹凸がなくなっています。
こちらでは石膏ボードを切って貼り付ける作業を行っていました。石膏ボードは加工がしやすく、燃えにくいのだそうです。オクタニ建創の方が作業されていました。
こちらは壁紙に糊付けを行い、それを天井に貼るという作業を行っていました。ローラーを使ってしわひとつなく綺麗に貼りつけています。
外に出て、施工管理技士である西田さんとレベル測量をしました。西田さんがコンベックスを持って移動し、私がレベルを覗いてメモリを読み記録するという作業をしました。これで地面の凹凸が分かるのだそうです。
レベル
作業を終えて、現場の近くにある事務所に戻り休憩しました。休憩していると、看板屋さんが色をどうするかで西田さんのところに相談にみえました。どういう工程で仕上げていくかで色合いが全然違うのだとか…。
そうこうしているうちに帰る時間に!!あっという間の一日でした。施工管理という仕事を実際見て、体験して、大きな発見をたくさんすることができました。また才能あふれる方々の片鱗に触れることができて、自分ももっと建築について学ぼうと思いました。ありがとうございました。