2007年2月16日(金)
去る2月16日、広島市まちづくり市民交流プラザにて、東京のNPO外断熱推進会議と共催で表記
フォーラムを開催しました。当日は設計や施工、行政関係者をはじめ外断熱に関心のある市民の方々80名近くのご参加を得て開催いたしました。
来賓の広島市長より広島市が全国に先駆けて積極的に公共建物に外断熱工法を採用していることのご披露を頂き、広島市民としてもそのリーダーシップには大変誇らしく思いました。
当NPOの副理事長である清田誠良広島工大教授の「つながっている 住まいと地球環境」という
テーマで、広島市で施工された市営住宅の外断熱改修の具体的な温湿度データなどを紹介しながらの基調講演が行われました。
ついで、パネルディスカッションでは、広島市住宅部の原田課長補佐から「単に省エネルギーという視点のみならず、温暖な広島地域ではコンクリートの長寿命化という視点で外断熱の初期コスト高を十分吸収することが可能である」というご意見や実際に外断熱の家(設計:アトリエ平田主宰 平田欣也当NPO理事)にお住まいの黒川さんからは「以前のマンションの倍の広さの家なのに冷暖房費は半分程度になった」「こどもたちの生活も健康で自然の通風なども取り入れ快適な生活を送っている」と外断熱住宅での生活と設計者からのご提案に満足であることを力説されました。
参加者のアンケートでは今回のフォーラムにより、改めて外断熱工法について理解が進み、今後機会があれば採用してみたいとの意見が多数寄せられていました。
当NPOでは引続き、その時々の話題の工法や持続可能な住まいのあり方などを取り上げセミナーを開催してまいりたいと思います。
広島市役所のホームページ(外断熱) http://www.city.hiroshima.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1167263564355
アトリエ平田 作品例 http://www.denkajutaku.com/contest/2005/n_kasaku07.html
外断熱工法(施工会社) http://www.morinobu.jp/kensetu/sotodan.html |