代表の経営日誌

ANDPADのゼネコン利用者Meet Upに参加しました

ANDPADのゼネコン利用者Meet Upに参加しました

現在、当社では業務プロセス全般においてANDPADの本格導入を進めようと準備をしています。ANDPADは写真管理・図面共有といった現場管理DXツールとして広く知られていますが、当社ではここから更に「引合粗利管理」「請求管理」のオプションを加えて、会社全体の予実管理・進捗管理ツールへと拡張すべく、検討を進めています。

 

そんな中で今回、「ゼネコン利用者によるMeetUpが開催されるので、ぜひ来ませんか」とお声がけをいただき、10月に移転したばかりのANDPAD新本社へ訪問してきました。MeetUpには、北は札幌、西は山口まで、全国のゼネコン利用者の皆様が十数社ほど参加されていました。大きく2つのセッションとして、岡山のライフデザイン・カバヤさんと東京のファーストコーポレーションさんのトークセッションがありました。

【ライフデザイン・カバヤ】5年間で急成長した特建事業部

最初の登壇者は、ライフデザイン・カバヤ株式会社特建事業部のご担当者さん。
こちらの特建事業部は5年前は数名の組織だったところから、現在は約40名、売上規模は約140億円へと急成長しています。
バックボーンの異なる多様な社員が集まる中で、業務プロセスの標準化にANDPADが貢献しているわけですが、何よりもこの時代にこれだけの人材を集めてこれたということがすごい。トップの明確なビジョンと、寄せ集めのメンバーをまとめようとするチームビルディングの手腕があるからこそ、この成長があるのだと思いました。本気で変わろうとすれば、当社もここまで変わることができる、この実績を目の当たりにして私も自社の経営に言い訳などできないと感じました。

【ファーストコーポレーション】建設ディレクターという新たな職種が会社の風土を変える

続いては、分譲マンションに特化したゼネコンであるファーストコーポレーションさん。
同社では「建設ディレクター」という新しい職種を本社で起用し、ANDPADの導入を進めてきました。今回のスピーカーお二人は、もともと派遣社員として業務に携わっていた方々が正社員化し、現在は建設ディレクターとして活躍されています。各建設現場で技術職からアシスタント職員へ非コア業務を移譲することを後押しして、技術職の残業時間が約3割削減されていました。介護事業でも介護職から非介護業務を切り離すケアサポーターという職種がありますが、建設ディレクターという職種は様々なツールを導入していく上でも「非コア業務の専門職」として検討していく必要があると感じました。

 

今回のMeetUPは、単に「ANDPADの使い方共有の場」というより、ゼネコン業界を取り巻く人材不足という大きな課題に対して、各社がどのようにアプローチしているかを学ぶ場だったように思います。

  • ANDPADを通じて業務の標準化を進める
  • ANDPADを通じて業務の切り分けを進める

これまで、いかに既存職員の業務を減らすかという視点でしかANDPADの推進を考えていなかったように思います。こういった視点からもANDPADの推進の仕方を考えていくべきだと思いました。

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