これからの森信建設が目指す姿
 
                社長に就任して3週間が経ちました。
日々の業務に追われてなかなか余裕ができないですが、時間をつくってお客様も回っていきたいと思います。
さて、代替わりしてこれからの取り組みを発信していければと思い、いわゆる社長ブログを始めることにしました。
様々なことにチャレンジして変化していこうとする会社の姿を感じてもらい、当社で働きたいとか、一緒に仕事したいと思ってもらえればと思います。
まずは社長就任直後に社員の皆さんに伝えた、これからの森信建設が目指す姿について、最初の記事にしたいと思います。
これからも当社をご贔屓にしていただくと共に、これからの当社にご期待ください。今後ともよろしくお願いいたします。
建物の世代交代も、オーナーの世代交代も、共に寄り添って解決できる会社になりたい
森信建設の強みは、お付き合いの長い「お得意様」がたくさんいることです。その多くは先代社長からお付き合いのある方ですが、先代と共にお客様も年を重ねて世代交代時期の方が増えています。また、建物自身もライフサイクル終盤で大規模改修や建て替えを伴う計画が増えています。
当社が代替わりして継続していく会社であるからこそ、お客様や建物の代替わりに寄り添って解決策を提示していける会社でありたい、それが「お得意様」にとってこれからも信頼できるパートナーであるために必要なことだと思います。
お得意様の「御用聞き」であり、建物の「かかりつけ医」でありたい
ゼネコン営業の基本は「御用聞き」であり、お客様の困り事をワンストップで速やかに解決することだと考えています。そのためには、お客様の建物の構造を理解し、いつどんな修理を行ったかという履歴を蓄積していくことが欠かせません。
つまり、私たちは建物の「かかりつけ医」として、お客様に安心して次の仕事も任せていただける存在でありたいと思います。そのためには、お客様の建物を熟知するのはもちろん、様々な時代の工事のやり方を知っておくこと、そして新しい技術や工法も柔軟に取り入れていくことも大切だと考えています。
そうした積み重ねによって、「森信建設に頼んでおけば安心だ」「またお願いしたい」と言っていただける信頼を築いていきたいと思います。
広島の建物を「建てる力」を育てて、次の世代に受け渡していきたい
建物は一人の力では建ちません。施工管理の仕事は、実際にものづくりを行う技術者とのパートナーシップによって成り立っています。そのため、当社の社員だけでなく、協力会社の皆さんとも共に働きやすい関係や環境を築いていくことが大切です。
街を歩いていると、県外の事業主さんが県外の建設会社さんと工事をしている現場を見かけることがあります。そんなとき、「広島の建物を建てる力」が十分に備わっていないのではないかと、少し歯がゆく感じることがあります。これは縄張り意識ではなく、地域の“建てる力”はそのまま災害対応力にも直結すると考えているからです。
もちろん、森信建設だけでどうこうできる話ではありません。しかし、地域の建設業を担う一社として、この“建てる力”を維持し、次の世代に引き継いでいく責任があると思っています。
そのためには、まず建設業で働きたいと思う人を増やすことが重要です。時代に合った働き方、そして年齢を重ねても続けられる働き方を実現し、誰もが安心して長く働ける会社でありたいと考えています。
 
             
                   
                  